キャッチライトパネル |
ストロボには小さなキャッチライトパネルが付いているが、カメラを縦位置で構えてバウンスする時にはこのパネルが横を向いてしまうので役に立たない。
もちろん数枚しか撮影しないし、それほど大きく引き伸ばすことはしないので、ストロボを2台持って行ったり、2台目のためのスタンドを持ち歩くのも面倒だ。
以前はスタンド2台とストロボ2台を持ち歩いていたこともあったが、スタンドの持ち歩きが面倒なのだ。
そこで作成したのが、お手軽キャッチライトパネル。
これは以前仕事で頼んだプロのカメラマンが使っていたのを見て、同じようなものを自分で作ってみたのだ。
作り方はいたって簡単。
ホームセンターか東急ハンズで厚さ1mm程度の白いアクリル板を買ってきて、適当な大きさに切り、マジックテープをパネルとストロボに貼り付けるだけ。
ポイントはストロボの後ろと右横の2箇所にマジックテープを貼ることだ。
後ろにキャッチライトパネルを装着するのはカメラを普通に横位置に構えた時に使用し、カメラを縦位置に構えた時は、キャッチライトパネルを右横に装着する。
実物を見てもらったほうが、判りやすい。
いや見ないと全く判らないと思う(^^);
この白い板がストロボの光の一部を反射して、被写体の人物の目の中に光を入れてくれる。私は光の形が歪にならないよう、白い部分が四画くなるように黒のパーマセルで覆っている。
カメラを縦位置で構えた状態でストロボにこのキャッチライトパネルを装着した姿は下の写真のようになる。
光の周り具合が変わるので、ある程度露出の調整が必要になるが、概ね良好なので気に入っている。
なんといっても、白い板一枚で済んでしまうところが一番のお気に入りなのだ。