Micro Tuner |
この時に楽器の音程の確認に使用するのが、いわゆるチューナー(Tuner)というモノだ。
楽器によっては、その都度チューニングが不要なものもある。
例えばピアノ。
ピアノの場合は、音程のズレが少なく安定しているので、定期的に調律師の方に調律(ピアノの場合はチューニングのことを日本語では調律と言う)してもらえば十分なのだ。
実際ウチにあるピアノも年に1度だけしか調律していない。
これに対して私が好きな楽器のギターなどは、演奏前には必ずチューニングが必要だ。
場合によっては数曲、あるいは演奏毎に細かいチューニングの修正が必要になる。
このため、ギタリストは必ずチューナーのひとつやふたつは持っている。
一番簡単でクラシックなチューナーは音叉であるが、エレキギターの場合は、簡単で正確な電子チューナーを使用することが多い。
私がこれまで一番多く使用してきたのはBOSSのTU-8というモデルだったのだが、最近新しいチューナーをゲットしたので今日はそのお披露目。
それがKORGのMicro Tuner、AW-1だ。
AW-1はチューナー本体と楽器にセットするクリップが二つセットになっている。
ギターだけでなく、フルートやトランペットなどの管楽器にも付けて使用できる。
要するに、クリップで楽器の一部を咥えることが出来れば、どんな楽器にも使えるようだ。
このチューナーの一番の特徴は小型で軽いところ。
だからこれまでのチューナーと違って、常にギターヘッドに付けていても、演奏の邪魔になることは無い。思ったより視認性も良く、クリアな表示はとても見やすい。
使い方は簡単で、チューナーのクリップでギターヘッドに固定したら、右上のスイッチを入れ、自分が見やすい向きに表示部分を向けるだけ。あとは弦を弾けば狙った音程の上と下のどちらにずれているかが中央のメモリで判るようになっている。
上の写真はギターの5番弦で測定したもの。本来Aの440Hzに合わせるべきところが、若干低い437Hzになっているのが判る。
ちなみに同じモデルがOEMとしてYAMAHAから出ているものがあったが、そちらはブランド料金が加わっているためか、数百円高かった。