パワーアシストパック SD-8A |
お客様の顔写真を撮影する祭に、一人あたり、最低でも10~20カットほど撮影します。これは撮られるほうがモデルと違って、なかなかいい表情を作れないことや、目の開き具合が中途半端なカットも含まれるためです。
もちろん最初の数カットは捨てカットですが、お客様に声を掛けながら緊張をほぐしていくので、たいていは後半の数カットが使用できるものになります。
そうなると20カットほど撮影すると、このあたりからスピードライトのチャージスピードがだんだんと遅くなってしまうため、せっかく乗ってきた撮影のリズムが崩れてしまいます。
かといって、これだけのためにいつもCOMETを持ち出すのは大変なので、COMETを導入した後も、SB-800だけですませていました。そこで、いつかは必ず必要になると思っていた「パワーアシストパックSD-8A」を買ったのですが、これがやっぱりイイですね。
SD-8Aには単三型電池が6本入ります。本体から出ているケーブルをSB-800に接続しますが、ケーブルは先端部分で二つの端子に分かれています。この内1本はX接点同期用のターミナルに接続するようになっています。
早速昨日のブログで書いた日の大阪での取材に持っていって使ってみましたが、この日は4名の撮影で60カットほど撮影しましたが、まったくストレス無くチャージできたので、本当に助かりました。もっともそのためにある製品と言ってしまえばそれまでですが。
これまSD-8Aが無い場合ですと、撮影している途中でチャージが追いつかなくてストロボが光らなくて暗くなってしまったショットが必ず含まれてしまいました。もちろんストロボのReadyインジケータをファインダーの中で確認できるのですが、それを見ながらの撮影ではリズムが崩れるので好きではありません。
当然電池も多く必要となってくるため、愛用しているSANYOのeneloopを8本買い足しました。
これでeneloopは現在20本あります。こうなると充電器ももうひとつ欲しかったので一つは充電器付きの4本パックにしました。
このeneloop用の充電器ですが、最近は急速充電タイプと残量確認ができるタイプのものもあります。今回は急速充電タイプにしました。標準タイプよりもちょっと高いですが、こちらは標準タイプの半分程度の時間で充電でます。上の写真では左が急速充電タイプ、右が標準タイプの充電器です。ちなみに標準タイプでは4本充電するのに7時間かかります。ちょっと長いですよね。
また電池が多くなってくると、うっかり充電したものと、そうでないものが混ざってしまう危険があるので、私はシールを貼って識別しています。
充電も使用もこの4本セットです。また識別用に利用しているシールは百円均一で打っている「カラーシール」中型です。これは結構いろいろと便利に使えます。
私はエレキギターも趣味で演奏するのですが、音色を変えるエフェクターを何種類か持っています。これらはそれぞれ良く似たACアダプターが付属しています。これを間違えずに使用するために、エフェクター本体とACアダプターに同じ色のシールを貼っているのです。
今日アップした写真はいずれもCOMETのバウンス1灯で撮影しています。D40XにはX接点がないので、ホットシューアダプターAS-15をD40Xに付けてCOMETと接続しています。向かってやや右側のほうからバウンスしているので明るさが左右で多少アンバランスですが、程よく光が回っていてこれもいい感じです。やはり今後もブツ撮りではCOMETが活躍しそうです。