AFレンズのピントチェックテスト |
ところが最近とあるところで紹介されていたチェックシートを見たとたん、私は「コレだっ!」と思ったのです。
今日はそのピントチェックシートを使ってみた結果をご紹介します。
テスト方法は平らな場所にチェックシートを置いて、斜め30度くらいのところから中央のターゲットマークを狙ってオートフォーカスでピントを合わせます。カメラがぶれないように、三脚もしくはアートスタンドなどで固定します。もちろん絞りは開放にしておきます。
まずは私の手持ちレンズの中で一番出番が多い、AF-S NIKKOR 28-70mm F2.8D EDレンズの70mm側です。
バッチリピントが合っていることが分かります。
このシートの良いところは、良くあるチェックシートとは異なり、両側がパンチングメタルのようなパターンになっているところです。これにより中央付近の数字や目盛りだけでは分かりにくいボケ具合が、両側のパターンのボケ具合を見ることによって、直感的に分かるのです。
またこのパターンを見ることによって、その絞りの値で被写界深度がどのくらいになるかも感覚的に分かります。
さて次は標準レンズ、AF NIKKOR 50mm F1.4Dです。
このレンズも問題ないですね。若干後ピンの傾向がありますが、室内の蛍光灯の照明下で撮影しているため、この程度のズレは有るかもしれません。
次はお気に入りのレンズ、AF NIKKOR 35mm F2Dです。
こちらのレンズは前の50mmよりも後ピンになっています。中央のターゲットパターンの手前側がちょっとボケているのが分かります。また両側のパターンも、ピントが合っている部分が若干後ろ側にずれていることが分かります。今回はそれぞれ1ショットしか撮影しなかったので狙ったところが後ろ側に少しずれていたのかもしれません。もうちょっと寄ってから撮れば良かったかもしれません。
そして最後は昨年末に購入したこれもお気に入りのAF NIKKOR 85mm F1.4Dです。
これはもう最高ですね。被写界深度がかなり浅いため、両側のパターンでピントが合っている部分もかなり狭くなっていることが分かります。
今回使用したパターンはこちらからダウンロードできますので、興味がある方はぜひお試しください。