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会社帰りに寄ったのだが、ここは夜8:30で閉館になってしまう。六本木ヒルズが深夜1:00まで開いているのは凄すぎるのだが、この時期の夜の8:30ではまだ完全に暗くなっていない。
これでは綺麗な夜景を撮るのは無理。
とはいえ、完全に暮れきっていない景色も悪くないかもしれない。
六本木ヒルズの東京シティビューの53階、地上からの高さ250mに比べると、ここは40階、地上からの高さ152mで、多少低い。
しかし、眺めはこちらのほうが圧倒的に良い。
それは東京タワーを正面に、周りにたくさんの高層ビルが見渡せ、その圧倒的なイルミネーションは幻想的ですらある。
今回は外がそれほど暗くなっていなかったため、多少気を抜いて撮影してしまったため、後から部屋のあかりがかなり映りこんでしまった。家に帰ってから気づいたので、映りこんだ照明はPSで修正して消してみたが、直接的な照明以外の複雑に反射したガラス面の光は消すことはできなかった。
ここは、超広角レンズで撮影するのも良いが、標準から望遠レンズを使用して部分的に切り取った撮影のほうが良いと感じた。
それは六本木や汐留のように、特徴的な形のビルがすくなく、どれも直方体の形のビルが多いからだ。夜景では、どこを撮っても、みな同じような風景になってしまう。
ここは撮影するよりも、眺めて楽しむ場所かもしれない。
ただし三脚を立てたり、カメラを構えるのは、こちらのほうがやりやすい。
そもそも六本木ヒルズに比べて、圧倒的に来場客が少ない(笑)。
そして四角いビルの一辺が長く、全方位が展望できる構造になっているので、撮影できる場所が多いのだ。
夜景撮影では、ちょっと油断すると、このような失敗写真になってしまう。
上の写真の中央上で暗くなっている部分は、自分の影。
左側が明るくなっているのは、自分の体で遮られずに後ろ側の光がガラス窓に反射してできた映りこみ。
こでまで下から見上げる景色ばかり撮っていたので、上から見下ろす撮影が楽しい。
しばらくは、いろいろな展望台を探して撮影してみたくなってきた。