Ai Nikkor 28mm F2.8S 試し撮り |
ま、いざって言うほどの出勤ではないですが、いつもどおり家内に駅まで来るまで送ってもらってマス。
さて今朝は昨日からの雨がまだ多少残っていて、地下鉄の駅を出た時も、やや霧雨状態でした。
会社は地下鉄銀座線の外苑前から徒歩3分ほどのところですが、いつもはここでおもむろにカバンからカメラを出して新しいレンズのテスト撮影をするのですが...
「曇り空じゃこのレンズの真価を試すことはできないぜ」と、私はカメラをカバンから出さずに、今朝はそのままオフィスへ向かったのでした。
な~んて、カッコ付けた言い訳はどうでもいいんですけど、単に新しいレンズが小雨に濡れるのが恐くて、撮影したい衝動を我慢していただけなんです。ハイ。
と、前置きが長くなりましたが、雨も上がった会社の帰り道。渋谷駅の前で待望の28mm F2.8Sによる、屋外のテスト撮影をしました。自分的にはかなりイイセン行ってマス。このレンズ。
本日の撮影は夜間撮影のため、ISO1600、絞りはF2.8開放という、テストと言うにはあまりにもD40Xと28mm F2.8Sには過酷な条件でした。もっとも夜の繁華街を撮影する場合は、これと同じような状況になると思いますので、これはこれで意味があったと思います。
さて上の写真の中央部分にある「~大学3年生」と書いてある下の文章ですが、この部分をRAWデータから現像して等倍で切り取ったものが次の写真です。
なんと、「手持ち」、「ISO1600」、しかも「絞り開放F2.8」といういわばカメラの「三重苦」といった最悪の条件のなかで、この文字が読めるんです。
もちろんD40Xのファインダーの中で、この文字は読めていませんでした。もちろん露出は何度か取り直してそこそこのアタリを付けて、液晶で確認。またシャッタースピードを変えて撮影、確認の繰り返しですが。それでも何度か撮影すると、だいたいの被写体の明るさで、このくらいのシャッタースピードでOKだろうということが、自然と分かってくるから不思議です。
人間露出計もなかなか捨てたもんじゃぁないですね。
次の写真は28mm F2.8Sの最短撮影距離が短いという特徴を確認するためのものです。
従って画像とか被写体がつまらないっといたクレームは無しでお願いします。
ちょっとピンが甘かったですが、これだけ寄って撮れるのは、かなり面白い構図ができると思います。この被写体なら内蔵フラッシュを使用すれば、スローシンクロでもっと綺麗に撮影できたのですが、周りに人が大勢いる渋谷の駅前で、こんなものをフラッシュ焚いて撮っていると怪しまれるのでフラッシュはやめました。
さて最後の写真は同じく渋谷の駅にある、東急デパートの壁面にある広告写真を撮影しました。ここはそこそこ明るい照明で照らされていたので、結構綺麗に撮影できました。
さて、今度は天気の良い日にもっと明るい被写体でテストしてみたいと思います。